STUDIO NOTE

時代はすっかりデジタル全盛期で、毎年のように年賀状の発行枚数が減ってますなんていうニュースを耳にします。思えば仕事のやりとりでもプライベートのやりとりでも、メールやSNSで済んでしまう事が多くなり、すっかりハガキや封筒の出番って減りましたよね。

 

それでも、展示会のお知らせなんかはDMでお送りしたりされたりが多いですし、大規模なギャラリーなんかだと入り口にイベントのフライヤーが色々置かれていたり、紙物と呼ばれるものって意外と存在感は減っていません。

 

そんな中、毎月お送りしている紙物の代表選手である請求書。お取引先の半数くらいがPDFでも経理OKという事で、徐々にデジタルに移行している感じのある請求書ですが、個人的には紙の封筒でお送りするのが好きです。

 

独立して3年くらいは無印良品のシンプルなクラフト紙の封筒に、これまた普通にコンビニでも買える82円切手で送るという平凡な送り方をしていました。そんな時にとあるイラストレーターさんから頂いた展覧会のDMがシンプルながらも切手から封筒からセンス良くまとめられていて、とても印象的だったんです。

 

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そこから、かねてから作ろう作ろうと思って入稿データ直前まで仕上げていたOFFRECOオリジナルの封筒を印刷会社さんに発注し、毎月のように発売されている切手を日本郵便のサイトでチェックして良いのがあれば2〜3シート購入する、という事をしています。

 

上の写真はそんな切手コレクションの中でも特に気に入っているものです。土木学会設立100周年の記念切手シートで、10枚1セットで一つの絵柄になっています。とはいえ、封筒に貼る時はだいたい1枚で済んでしまうので、何度かやりとりをしないと絵柄がつながっている事には気づかれないかもしれません。

 

せっかく作ったのにあんまり送る機会のない封筒ですが、その分お送りする時は大事な内容である事が多いので、切手もその都度色々と想像しながら選んでいます。なかなか封筒でお送りする事って少ないと思いますが、もしもOFFRECOから封筒で何かを送ってきた時にはぜひ切手も気にして見て頂けると嬉しいです。

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