STUDIO NOTE

OFFRECO代表のヤマシタです。僕は本業は店舗設計業でして、人の集まる場所やコミュニケーションの起きる場所をデザインするのがお仕事です。

わかりやすいのは飲食店や、物販店などのお店ですね。

他にも公共施設や、商業施設のフロアデザイン、病院みたいな福祉関係、美容室などのサービス店舗なんかもしたりします。

たまに展覧会の会場構成や、販売イベントの什器を作ったりしてます。オールラウンダーですね。

で、プロフィールにも書いているのでご存知の方も多いのですが、OFFRECO以外にもNPO法人SLOWLABELという団体のメンバーでもあります。

161019-2どんな組織なの?というお話はSLOWLABELの公式サイトをご覧いただいた方が早いので、そちらで。

このSLOWLABELとの出会いは前の設計会社から独立してすぐの時で、設計業だけだと仕事が少なくて暇なのでライター業もやっていたんですね。

そのライターをしていた時に、取材先として伺ったのが立ち上げ間もないSLOWLABELだったんです。

最初の出会いはライターと取材先という出会いでしたが、代表の栗栖さんと色々なお話をさせていただく中で本業のインテリアデザインの話にもなって、覚えていてくれたみたいです。

当時はまだNPO法人化はしておらず、官民一体で協力して新しい取り組みを作ろうとしていた時でした。

今ほどメンバーも増えておらず、アートディレクションのSAFARIさんが中心になってプロジェクト毎に色々な人が集まるような形で展覧会やプロダクト製作などを中心に試行錯誤をしていた時期です。

161019-3そんな時に展覧会を作るにも予算を抑えてDIYで作ったりの必要もあり、インテリアデザイナーと大道具のようなポジションの人が欲しいという事でお声がけ頂いたのがSLOW FABRIC SHOWという展覧会のお仕事でした。

その仕事を受けるまで、障害者さんや福祉施設さんとの取り組みにはほとんど接点もなく、最初は戸惑いつつ手探りで作りました。

その後、一緒に福祉施設を回って利用者さん達と触れ合ったり、実際に障害を持たれている方のすばらしいセンスを目のあたりにして、だいぶ価値観が広がったと思います。

そうして本格的にメンバー入りして、今では毎年SLOWLABEL絡みの展覧会の会場構成をしたり、SLOWLABELのプロデュースするお店を設計したり施工したりしています。

SLOWLABELはSAFARIさんがアートディレクションとブランディングをしっかりと作られているので、僕の役割はその価値観を空間に落とし込むのがメインです。

ゼローベースのデザインのお仕事ではないのですが、毎回ディレクターの栗栖さんによるドリームチームのようなキャスティングに混ざってお仕事をするのはとても刺激的でやり甲斐を感じます。

161019-1上の写真はSLOW GELATOのOPEN記念で撮った熊本ジェラートチームの写真です。

残念ながらSAFARIさんや器をデザインしていただいた高橋さんは都合がつかずでしたが、素敵なメンバーで楽しくお店づくりをできた今年のOFFRECOの代表作です。

以上、たまに聞かれる「SLOWLABELって何?」「ヤマシタさんはSLOWLABELで何をしてるの?」というお話への回答でした。

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