STUDIO NOTE

デザイン業界ってアカデミックな雰囲気がある反面、どうにもお金の話とかもうけ話みたいなのを嫌うところがあるんですよね。お金の話をするヤツは良いデザインを作れないみたいな事まで言われたり。

 

僕はそこは疑っていまして、逆にきちんと儲ける=対価を認めてもらえる仕事をする事が大切なんじゃないかと考えています。

 

そもそも、きちんと稼げないからいつまでたっても末端の若手への報酬(給料)が払えずに、ハイパーブラックな長時間無給労働がまかりとおっちゃうんですよね。憧れ系職種である俳優さんとかダンサーさんとか、アニメーターさんとかも同じような感じでブラックだと聞きます。

 

そんなわけで、僕はビジネス書も結構読みますし、コンサルティングの人と情報交換したり、どうすれば売れるかって事をわりとしょっちゅう考えています。

 

で、儲かる商売って基本原則がいくつかあるんです。

 

(1)設備投資があまりかからない

(2)売上げが季節や天気に左右されない

(3)商品のロスが少ない

(4)利益率が高い

(5)ライバルが少ない、新規参入の障壁が高い

 

この5つの原則、全部満たしていればそのビジネスは絶対儲かります。

 

って全部満たすものなんてそうそう滅多にないんですが。。。

 

さて、これを見てお気づきかと思いますが、新規で飲食店や物販店を出すのってこの5項目ぜんぶにひっかかってるんです。

設備投資・初期投資はそこそこかかる、売上げは季節や天気に左右されるし、売れなければ商品のロスは出るし、その割に仕入れも大変で利益率は低い、しかも運良くヒットしてもすぐにパクり店舗ができたりする。

 

おまけにお客さんが一人も来なくても、お店はあけて待ってなきゃいけない。

 

いやぁ〜・・・大変ですよね、飲食店って。

 

だからこそ、飲食店の売上UPを使命としているフードコンサルタントの人たちって嗅覚もすごいし行動も早い。たまにコンサルタントさんの入っているお仕事をする時もありますが、そこら辺のノウハウはとても参考になります。

 

儲からない5原則を満たしている飲食店だからこその戦法が必要なんですよね。

 

オリジナリティのある商材やサービスだったり、宣伝や告知の方法、リピーターの効率的な獲得方法や、ニーズの発掘の仕方、後光効果を得る為の方法、初期投資の抑え方、家賃交渉の裏技etc…

 

ここら辺、これからもうちょっとじっくり考えて話せるようになろうと思います。

 

長くなってきたので今日はこの辺で。

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