今から10年くらい前、ちょうどインターネットの回線使用料が安くなってきてだいぶ普及して、携帯電話もみんなが持つようになって、CDがまだミリオンヒットを飛ばしていた頃。。。
あの頃の飲食店と、今の飲食店って何が変わったんでしょう?
まず、あきらかに違うのはSNSの登場と食べログなどの評価サイトや個人ブログの普及ですね。
今までは一握りのメディアしか持っていなかった広告力を一般大衆が持つようになりました。
これによって何が起きたかというと、味だとかコスパだとか以外に情報や体験が食べられるようになったんです。
10年前はなかったけど今はよく見るのが、食事の時に食べ物をスマフォで撮ってSNSに投稿する姿。
行ったお店の事を独自の視点で評価してブログやfacebookに書いて、食べる以外の食を楽しむ方法の発掘。
これって、もう食べ物だけじゃなくて情報を食べてるんだなって思うんです。
さて、ではこれから10年後の飲食シーンはどうなっていくんでしょう?
僕は一つの鍵を握るのが自動運転車の普及だと思います。
自動運転車が普及すれば、車の運転があると呑めない人も呑めるようになります。今までよりも行きづらい、立地上で不利なお店も勝負しやくなってくるでしょう。
街中の駐車場はたぶん今よりぐっと減って、空き地には色々なお店やイベントスペース等ができると思います。
たぶん、今よりもっと食の楽しみ方は多様化して、路地的なお店や街中フードコートみたいな新しい商店街的な場所づくりが出てくるはずです。
バラバラになっていた人達がもう一度集まれるような、そんな場所。もっと必要だと思うんです。
なんでこんな事を話しているかというと、ようやく日本でもUberのフードデリバリーサービスが始まったんです。
2014年にUberFRESHというサービスでロサンゼルスで始めていたのですが、2015年4月にはニューヨークとシカゴで展開。そこから1年で日本にもついに上陸しました。
まぁ、まだまだサービスのローンチ直後でラインナップは貧弱ですし、運送業って利権絡みでタクシー連合会とか物流系団体が圧力かけそうな気もしますが。
このUberEATSというサービスがどれくらいまで既存業界の壁をぶち破れるのか、ちょっと楽しみでもあります。
まずは小金井エリアにも対応してもらって、あそこのおいしい五島うどんとかを出前で食べられるようにして欲しいなぁ。。。
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