STUDIO NOTE

ほぼ日の連載でずっと気になっていたフードコンサルタントのサカキシンイチロウさんの著書です。

 

博多うどんというローカルフードにフォーカスして、半径1時間30分のビジネスモデルという地域に根付いた飲食店のあり方を一緒に探っていくような本でした。

 

うどん店って薄利多売の典型的なモデルですが、花まるうどんに丸亀製麺などの讃岐系ってブームが先細ることなくちゃんと根付きましたよね。

 

それらとはちょっと違う博多うどん。僕も九州出張の時はよくウェストで食べていたので、思い入れのあるローカルフードです。

 

このローカルフードがなぜ多くの人に愛されて長く繁盛しているのか?そして、そこまで売れているはずなのになぜ東京進出してこないのか?

 

そこらへんのカラクリを仮説をたてつつ検証していく、サカキさんと一緒に旅しているような一冊です。固い文章じゃないので、さらっと読めますよ。

 

僕は父が日本語教師で辞書の編纂にたずさわっていた事もあり、ものごころついた時には家には一面の本棚と専門書から小説まで多種多様な本に囲まれて育ちました。

 

その影響もあって、小学生の頃から国語と図工が得意なこどもで、今でも本を読んだり文章を書くのは結構好きです。

 

一時期は小説が好きで読みあさっていましたが、その後ビジネス書やドキュメンタリーにハマり、最近ではこうした実用書的な物や体験記なんかを読む事が増えました。

 

せっかく色々読んでいるので、今後も良かった本をかいつまんでご紹介していきますね。

 

本、良いですよ。スマフォも色々な情報にアクセスできて便利なのですが、それしか読めないからこそ向き合える本のあり方って僕は結構好きです。少しだけあいた時間なんかに、その本の中の世界にもぐっていく感覚って良いものですよ。

 

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