
もはや電気・水道・ガスなどのインフラと言っていいくらいに普及しているインターネット。街を歩けばケータイ使用者を見ない日はないですよね。そんな時代にあって飲食店を悩ませる存在がクチコミ評価サイトの存在です。
ちょっと前に話題になった食べログの評価偽装問題。店舗によってはこれが集客や売上に直結してしまうお店もあるでしょうから、その憤慨は理解できます。
とはいえ、実のところまだまだこの手の評価サイトって群雄割拠の戦国時代。
食べログ、ホットペッパー、Retty、東京カレンダー、大人の休日etc…影響力のあるメディアって結構ありますよね。
その中でも食べログがお店のオーナーさんから嫌だと思われちゃうのは、本当に来店しているかどうかわからないレビューが結構ある事や、勝手に評価される事が一方通行だからでしょうか。
でも、この流れって変わらないと思うんです。
これからだって例えばFacebookグルメとかいうサービスが出るかもしれません。
そのお店には○○人の友人がチェックインしましたとか、そのお店のことを○○さんがこう評価していますとか、今ちょうど○○さんが近所のこのお店にいますよとか、そういうのがわかるようなサービスが出るのはもうすぐでしょう。
この手のサービスは人が知りたがっている情報を汲み取って提供する事で成長していきますから、情報を遮断するにはもうお店をやらないしか方法はなくなります。
もうね、開き直って上手に使ってやる!くらいの気持ちで取り組んだらいいんじゃないでしょうか?
食べログに関してはあれを利用して頭から信じてお店を選ぶ人ってもうだいぶレイトマジョリティでしょう。
僕はもう星の数はさほど気にせず、本当に食べている人のレビューと事実である情報しか見ていません。
評価サイトにビビるよりも、逆に利用した方が今は広告効果が高いです。SNSは地域性の高い商売である飲食店とはとても相性もいいですし、使わないのは損です。
そして、ちゃんとおいしいお店をいつも探していて、おいしいお店を広めるのを趣味のようにしているインフルエンサー的な人に取り上げてもらえば下手な雑誌掲載よりも効果があります。
来店して欲しいエンドユーザーが何をいちばん信用するのかというと、自分の知っている人や信頼している人のクチコミです。そしてその次に情報源の確かであろうメディアやお店の公式情報、その次に実名評価者、匿名のネタの信頼性ってどんどん低くなっていくと思うんです。
そんなわけで、僕はお店の広告は評価サイトとSNSを上手に使っていけばいい派です。今後、もうちょっと具体的に上手な運用方法もご紹介していきますね。
ちなみに、例外として地方都市の場合はまだまだタウン誌の力が非常に強いです。これはローカルならではのネットワークのようなものがあるからですが、この話もまた今度。
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