STUDIO NOTE

世間はクリスマスムードですが、OFFRECOでは新しいプロジェクトが着工してやる事が山盛りの年末年始を迎えそうです。昨日に続いて今日も解体、そして家具の打合せです。

 

161221_kaitai161222_kaitai161223_kaitai1時系列で同じアングルから撮っていると進行状況がわかりやすいですね。部屋を仕切っていたドアや収納、スライドドアを解体しました。

 

他にもキッチンまわりの壁をちょっと壊してオープンにしたり、壁紙を剥がしたり、人が集まれる大きな空間になってきました。

 

解体工事はこれで一段落。あとはちょっとした補修をしつつ、床貼りに入る予定です。

 

さて、現場の大きな工事を進めつつも空間を作るのは外側だけではありませんね。今日はできあがった空間に入る重要なコアの部分、大きなセンターテーブルをお願いしている家具屋さんのところへ打合せにいってきました。

 

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今回の特注家具をお願いしている福生市にあるギーベル制作所の守さんのアトリエ。拝島駅から徒歩7〜8分の幹線道路すぐのアトリエは、ご自分で施工されたというバーチ材積層のファサードが圧巻です。

 

161223_kagu3工場の中には木工の機械がズラッと並んでいます。手前右手が木工旋盤、左手のおっきいのはテーブルソーですね。都立工芸高校時代の学校の地下工場を思い出して懐かしかったです。

 

161223_kagu4今回の空間のメインになるセンターテーブルのデザイン打合せも順調に進んで、素材の選定も完了!工房で床材サンプルの端材と家具のサンプル材を並べてみました。

 

床材にはチェスナット、つまり栗の木を。おやつ工房らしいセレクトです。75mm幅とちょっと細身で斜めに貼るので、広々とした空間に密度を出せると思います。

 

床の素朴のラフな風合いや色味に対して、家具は少し重みがありつつしっかり堅牢で使い込むと味の出る樹種を・・・そう考えて、守さんにご提案してもらったブラックチェリーに決定!

 

写真のサンプル材には軽めにオイルを塗ってもらった状態で、いわゆる濡れ色(木材が濡れた時のしっとりとして少し暗くなった位の色味)になっています。

 

家具、特に椅子とテーブルは人が体重をかけて使うので、他の造作物と比べても素材の強度や耐久性が問われます。DIYで作る時もありますが、今回はデザインも凝っていて製作するには腕を問われる内容なのでプロにお任せする事に。

 

そんなわけで今回は思いっきりデザインをさせてもらいまして、「これ作るの大変だし、強度とるの難しいよなぁ。。。」なんて思いつつも、いちばん空間のコンセプトを体現できる特別なテーブルの絵を描きました。

 

さて、気になるそのテーブルの絵は・・・今日は長くなってしまったので、また次回に!

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