STUDIO NOTE

昨日の続きで、今日は家具デザインのお話です。

 

冒頭の写真のスケッチが今回の空間の主役、おっきなセンターテーブル。

 

おやつユニットのアトリエであり、お菓子教室としての利用や、菓子スタジオならぬ貸しスタジオとしての利用も想定しているので、必然的にみんながいちばん使うのはテーブルです。

 

そんないちばん手で触れて、見て、使う場所だからこそ、ここにどんな思いを込めて形にするのかが空間全体の方向性を決めます。

 

で、色々と考えた結果・・・今回のコンセプトは“みんなのまないた”です。

 

 

みんなで集まって、大きなまないたの上でお菓子づくり

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もう、まんまですね。どーんとでっかいまな板がテーブルになっていて、そこにみんなでわいわい集まってお菓子づくりをするイメージです。

 

とはいえ、まな板をそのまんま大きくしてもテーブルにはならないので、大きなまな板は天板として、それを支える脚を製菓道具のめん棒をモチーフにする事にしました。

 

ちょっとアンティーク寄り、フレンチなかわいらしい物が好きなOnakaのお二人にとっても似合うテーブルです。もう、絵を描いている時点でゴールイメージが浮かびます。

 

実際には削り出しの円柱状の脚、天板を支える箇所の補強、まな板っぽさを出す為に天板を厚めに見せて丸く面取りする(でも重くなるし引出しもつくので厚すぎずに)など、技術的に製作が難しい箇所もありますが。。。そこはプロの家具職人さんの腕で気持ちよくクリアしてくれるはず!これはできあがりが見てみたいなぁ〜・・・と素直にそう思います。

 

さて、このスケッチがここからどう形になるのか・・・タイミングがあえば製作途中でまたギーベル制作所さんの工房で中間チェックの姿も撮ってこようと思います。今からできあがりが楽しみです。

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